研究開発
Research and Development

最先端の研究で、
価値あるイノベーションを創出

業界の発展とプロフェッショナルの活動をサポートするために。
タカラベルモントは業界のパイオニアとして、
機器開発と化粧品開発の分野で、新たな技術と価値の創出に取り組んでいます。

基礎研究 応用研究 製品開発
Project.3

お客様のニーズをいち早く捉え、
人と現場に寄り添う製品の開発

製品開発

医療現場での「コミュニケーション」をデンタルユニットに込めて
「Rapport(ラポール)」誕生

Rapport
歯科分野でも“インフォームド・コンセント”の重要性が唱えられ始めた1990年代。少子高齢化の日本において大切なのは、従来の1対1のコミュニケーションだけでなく、保護者や付き添いの方を含めた3者による“インフォームド・コンセント”でした。

今後、必要であるべき“シーン”の増加をいち早く見据え、タカラベルモントでは「もっと話せる、もっと伝わる、もっとわかり合える」をコンセプトにした、世界初の対面型カウンセリング対応ユニット「Rapport」を1997年に発表しました。

Rapport i Rapport

3者がひとつの円形のテーブルを囲むことで自然と会話が生まれるように設計・デザインされた「Rapport」は、椅子が電動で回転し、治療だけでなく対話ポジションがとれるのが特長です。

その斬新なスタイルは、多くの歯科医からのご支持をいただき、現在は「Rapport i」に進化し、歯科医療の現場をサポートしています。

Rapport i

診察されるひとの気持ちを大切にすることで
産婦人科に新たな
スタンダードを

当社初の産婦人科検診台「DG-300」:当時は検診台に上がり足を器具に乗せる仕様

従来の産婦人科の診察では患者さんは検診台の横から椅子に上がり、仰向けになって足を器具の上に乗せる仕様でした。
女性にとっては「恥ずかしい」という気持ちが伴うだけでなく、妊婦さんにとっては検診台に上がるだけで苦労することも……。

当社初の産婦人科検診台「DG-300」:当時は検診台に上がり足を器具に乗せる仕様

そんな患者さんの気持ちを考慮して開発し、1987年に発表したのが産婦人科検診台「DG-360」です。

産婦人科用システム検診台「DG-360」:産婦人科内診のシステムを変えた画期的な製品

※1988年 GOOD DESIGN賞 受賞

患者さんが診察用の椅子に座ると、ゆっくりと回転、上昇、そして後ろに倒れ、寝姿勢になる。
この一連の動きを自動的に行うことで、最短時間で診察姿勢が取れるだけでなく、患者さんの心理的負担が軽減されます。女性の立場に立った初めての製品として、産婦人科診療の流れを変える画期的なこの提案は、当時のマスコミに取り上げられ、今や業界のスタンダードとなっています。

産婦人科用システム検診台「DG-360」:産婦人科内診のシステムを変えた画期的な製品

※1988年 GOOD DESIGN賞 受賞

人の気持ちを大切にする製品開発はタカラベルモントの基本であり、今も変わりません。
患者さんが少しでもリラックスできる診療空間を。医療に携わる方々の側に優しく使いやすい機器を。医療従事者と患者さんの双方にとってより良い医療機器をお届けすることで、医療の現場をサポートし続けます。