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タカラベルモント 理美容師キャリア支援プロジェクト、始動

すべての理美容師が「わたしらしく活躍できる」サロンづくりを目指して
 ~第一弾は、ライフステージが変わっても働き続けられるママ理美容師※1サポートツール配布~


タカラベルモント株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長:吉川 秀隆)は、当社のステークホルダーである理美容師一人ひとりの「人生」にまでフォーカスし、“自分らしいキャリア形成”を支援する「タカラベルモントキャリア支援プロジェクト」を始動しました。プロジェクトの第一弾はプロジェクトαと銘打って、産休・育休を経て再び理美容師として活躍できる社会を目指したママ理美容師のキャリア形成支援活動で、その一環としてサポートツールを作成し、配布いたします。


当社は、1921年の創業以来、理美容機器や化粧品の製造・販売、また、空間デザインや教育を通じて、理美容師の皆様とともに歩んできました。しかし、産業構造の変化、人口減、働き方の多様化などによる社会の変化により、令和3年度の衛生行政報告例によると美容師の入社3年以内の離職率は50%以上、10年以内の離職率は約90%と言われ、慢性的な人手不足に悩むサロンも多いのが実情です。さらに、女性理美容師のキャリア形成はハードルが高いとされ、結婚や出産をきっかけに職を離れる方も多いのが現状です。

そこで、理美容師の皆様の「働き方の多様化」を支援し、“理美容業界で輝き働き続けられる社会”を目指し、「タカラベルモント 理美容師キャリア支援プロジェクト」を始動しました。本プロジェクトは、理美容師一人ひとりの「人生」にまでフォーカスし、理美容師または理美容師を目指す方々が、“自分らしいキャリア”を築けるために、環境改善から学習支援の開発まで幅広く業界発展のために活動する取り組みです。

第一弾のプロジェクトαではママ理美容師にフォーカスし、ライフステージが変わっても働き続けられるママ理美容師サポートツールを全国のサロンに、13,000枚配布いたします。

■ 「タカラベルモントキャリア支援プロジェクト」 とは

理美容師の皆様の「働き方の多様化」を支援し、“理美容業界で輝き働き続けられる社会”を目指した取り組みです。本プロジェクトは、理美容師一人ひとりの「人生」にまでフォーカスし、理美容師の生涯を3段階(免許取得まで/ライフステージの変化/開業)のステージに分け、該当ステージに合わせたきめ細やかな支援を行っていきます。

■ママ理美容師サポートツール ① 「ママ理美容師のためのキャリアヒントBOOK」 概要

妊娠から出産、お子様が小学校に入学するまでの時系列に沿って、そのときどきの体の変化や悩み、仕事をするうえでの工夫などをたくさん掲載したハンドブックです。全国の先輩ママ理美容師の皆さんへのインタビューをもとに作成しました。出産を控えた理美容師の皆さんが安心して産休・育休に入ることができるよう、事前準備のサポートとして活用いただくことはもちろん、復帰後のキャリアをイメージする際にもお役立ていただけます。

■ママ理美容師サポートツール ② 「働きやすさCHECKシート」 概要

先輩ママ理美容師の意見をもとに、どんなサロンなら働きやすいのか、チェックリスト形式にまとめました。これからママ理美容師を雇用したいオーナー様に向けたツールです。サロンづくりのヒントとなる情報が詰まっています。
併せて、育休からスムーズな復帰を支援する「最短登頂プログラム – Basic -」をスタートします。当社のインストラクターがマンツーマンで半年間並走し、お一人おひとりの強みを尊重しながら共に目標と計画を立てることで、売上目標の達成を支援します。

■ 3月7日(木)、ママ理美容師を対象としたチャリティーカットイベント開催

当社は、「女性のエンパワーメント推進と社会活性化」及び「SDGs(持続可能な開発目標)推進」を目的に、国際女性デーに取り組み、今年で4回目となります。そこで、これから仕事復帰を目指したママ理美容師のみなさんを対象としたチャリティーカットイベントをTB-SQUARE osakaで開催します。当社の社員がカットモデルとなり、サロンワークの実践の場をご提供し、現場復帰に備えた感覚を取り戻して頂くという業界初の取り組みです。

日時:2024年3月7日(木)10:00~16:00
会場:タカラベルモント株式会社 TB-SQUARE osaka 4階 ルベルスタジオ
住所:大阪府大阪市中央区島之内2-13-22

※チャリティーカットに参加ご希望のママ理美容師の方は、当社までお問い合わせ下さい。

※参考:理美容業界が抱える課題について 
令和3年度の衛生行政報告例によると、理美容室は全国に約37万軒。特に美容室は過去最高を記録し、今も年々増加を続けています。一方で、理美容師免許取得者はピーク時から約一万人減少。それに加えて、美容師の入社3年以内の離職率は50%以上、10年以内の離職率は約90%と言われ、慢性的な人手不足に悩むサロンも多いのが実情です。特に、女性美容師のキャリア形成はハードルが高いとされ、結婚や出産をきっかけに職を離れる方も多いのが現状です。

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